bingo!CMSニュースレター

配信:2019年7月17日

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bingo!CMSで多言語サイトを制作するには


こんにちは!bingo!CMS広報担当の鈴木です。

本日のニュースレターは、サイトの多言語対応に関するお話です。
最後にbingo!CMSを使用したサイトを多言語化する方法のご紹介もあります。
「前置きはいらないから方法だけ教えて!」という方は、お手数ですが下の方までスクロールしてください。
 
 

政府主導であらゆるもの・ことの多言語対応を推進している!


そもそもなぜ今、サイト多言語対応熱が高まるのか?
それはお察しの通り、東京五輪によって訪日外国人が増える事が予想されるからです。

五輪開催決定を受け、国や地方自治体も参加する多言語対応協議会が2014年に設立され、2016年には観光庁が2020年に訪日外国人旅行者を4000万人にすることを政策に掲げました。
これにより、経済、交通、観光、宿泊、飲食、サービスなどあらゆる業界・業種で多言語対応が急務となりました。
 
他には、東日本大震災の影響で減少していた在留外国人数も、ここ数年は徐々に増加傾向にあり、将来的に外国人が参加・活躍できる多文化共生社会を実現するためといった目的もあるようです。
 
小売業の多言語対応ノウハウについては、すでに小売業の多言語対応|2020年オリンピック・パラリンピック大会に向けた多言語対応協議会小売プロジェクトチームなどのサイトでツールが提供されています。
ただし、これは主に店頭での接客対応に関するものが中心です。
店頭の接客対応は、すでに訪日している外国人に対しては有効でも、これから訪日を予定している見込み客に対してのリーチは獲得しづらいですよね。
 
そこで出番なのが、多言語サイトです!
 
 

多言語サイトを制作するメリットとは?


多言語サイトは訪日見込み客の育成に不可欠です。
日本人が海外旅行のリサーチをしていて、日本語用のページがあるサイトを見つけると嬉しく感じるのと同じで、下記のようなメリットが考えられます。
  • 製品やサービスの魅力をより訴求できる
  • イメージが膨らみ期待感を高める
  • 母国語による閲覧で親近感が生まれる
  • 文化の違いにより起こりがちなトラブルを未然に防ぐ
  • 競合サイトに先んじてリーチを獲得できる

さて、ここでやっと本題です。
実際にサイトを多言語対応するとなると、方法はいくつかあります。
方法別にメリット・デメリットを考えてみました!
 
 

多言語対応方法をご紹介

その1:Google翻訳

Google翻訳のイメージ画像

おそらく最も手軽に導入できる方法です。
サイトにHTMLを記述し、Google翻訳を利用します。
  • メリット
    無料
    他の方法に比べて導入が容易
    言語ごとに複数のサイトを用意する必要がない
  • デメリット
    翻訳の品質は低めで調整ができない
    海外からの検索にはヒットしない

この方法は手軽に導入できて便利ですが、あくまでも日本語のページを見かけ上無理やり翻訳して表示しているだけです。
海外からの検索にはヒットしないため、見込み客の獲得には向きません。
 
 

その2:有料の自動翻訳サービス

クロスランゲージのトップ画像

例として株式会社クロスランゲージのホームページ翻訳サービスをご紹介します。
こちらはクロスランゲージ社が発行するURLをリンク設定すると、翻訳サーバが対象サイト内のテキストを自動翻訳する仕組みです。
  • メリット
    言語ごとに複数のサイトを用意する必要がない
    トップページに各言語のボタンを設置すれば全ページ翻訳可能
    海外からの検索にもヒットする
    自動翻訳で訳しにくい単語は辞書登録するなど調整が可能
  • デメリット
    有料
    翻訳可能言語が少なめ
    翻訳の品質は中くらいで、ある程度限界がある

クロスランゲージ社では、電話の受け渡しや、電話のスピーカー機能を利用して2地点3者間/3地点3者間の通訳が可能な法人向け3者電話通訳サービスも取り扱っています。
店頭で多言語対応が必要なときなどに心強い味方となってくれそうですね。
弊社はクロスランゲージ社の代理店です。
ご興味のある方は一度ぜひご相談ください。
 
 

その3:言語別に独立したサイトを作る

多言語サイトのイメージ画像

手間とコストがかかりますが、一番確実な方法です。
  • メリット
    翻訳の精度が高い
    レイアウト調整ができる
    必要な言語のみサイトを用意できる
  • デメリット
    コストが高い
    言語別に翻訳したテキストが必要
    サイトの更新箇所ごとに新規翻訳が必要

bingo!CMSを使用する場合は二通りの方法があります。
例1:en.example.com,cn.example.comの様にサブドメインで制作する
→サブドメインごとにライセンスが必要
例2:example.com/en/,example.com/cn/の様にサブディレクトリで制作する
→1ライセンスで複数のサイト制作が可能
 
 

予算がネックになる場合、自治体や団体によっては、サイトの多言語対応に補助金や助成金がおりることもあるようです。
【補助金例】  
今後も訪日客は増え、日本を大いに盛り上げてくれると思います。
ご自身のビジネスに合わせて最適な方法を選んでください。


それでは!
 

アーカイブに関するご注意

この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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