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配信:2019年8月28日 追記:2024年1月12日

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BtoCサイトはもういらない!?マイビジネス とは


こんにちは!bingo!CMS広報担当の鈴木です。
皆さま、最近「MEO」や「ローカルSEO」といった言葉を耳にしませんか?

「MEO」とは、「Map Engine Optimization」の略です。
SEO(Search Engine Optimization)をもじって名付けられたらしく、日本語では地図エンジン最適化などと呼ばれています。

対する「ローカルSEO」とは、Googleのローカル検索に特化したSEOの総称です。
海外では、MEOよりローカルSEOという呼び名が一般的なようです。
 
どちらも、Google 検索やGoogle マップなどにおいて、ローカルビジネスの上位表示を狙う一連の施策のことを指します。
 
その施策に欠かせないのが、Googleが提供している無料サービス「Google マイビジネス」なのです!

※2022年2月17日追記
「Google マイビジネス」は2021年11月4日より「Google ビジネスプロフィール」へ名称が変更されました。
本記事では旧称で統一しておりますのでご了承ください。
 
 

Google マイビジネスはどうすごい?


例えば「小田原 ランチ」などで検索すると、従来は食べログなどの大手ポータルサイトが検索結果に上位表示されていました。
しかし、ここ数年の間に、検索結果の表示内容は下のサンプル画像のように変わってきました。
 
Google マイビジネス検索結果のサンプル画像

この検索結果一覧に一体何が起きているのでしょう?
「Google マイビジネス」登場によってもたらされた変化を簡単にまとめると…
 
①飲食店や小売業などの情報が上位表示される
「地域+フリーワード(飲食店、ショッピング など)」で検索した時に、「Google マイビジネス」に登録している実店舗を持つ飲食店や小売業などの情報が、他のサイトに優先して上位表示されます。
 
②実店舗への集客アップに効果大
上位表示されることで、「今すぐランチを食べに行きたい!」など、ニーズが顕在化しているユーザーに対して有効なアプローチとなるため、登録した店にとっては集客アップに大きな効果があります。
 
③SEOに関する複雑な知識は不要
自サイトのSEOをあれこれ考えるより、「Google マイビジネス」に登録したほうがはるかにラクです。
サンプル画像を見ると明らかですが、ファーストビューはほぼ「Google マイビジネス」の情報で占められ、それ以外の検索結果はほとんど見切れていることがわかります。
 
このサンプル画像はパソコンからキャプチャを取得しましたが、現在はスマホがパソコンの検索数を超えて久しいです。
もしスマホで同じ検索をしたら、それ以外の検索結果はファーストビューに入ってすらいないであろうことは容易に想像できますよね。
 
 

サイト制作はいずれ不要に!?


ユーザーにとっては便利な「Google マイビジネス」ですが、サイト制作者にとってはちょっとやっかいです。
「Google マイビジネス」には「ウェブサイトビルダー」という機能があり、単純なWebサイトであれば制作出来てしまいます。
 
さらに、お知らせの更新やクーポンの発行など、Googleが開発に力を入れているのかどんどん機能が良くなっています。
「ウェブサイトビルダー」の制作難易度はそれほど高くないこともあり、無料でこれだけの機能が利用できるのであれば、わざわざ自サイトを持つ必要が無いと考える人が増えてもおかしくはありません。

※2024年1月12日追記
ウェブサイトビルダーがGoogleのサポート対象外となるに伴い、この機能を使って制作したサイトは2024年3月1日に終了します。
 
「Google マイビジネス」は今後もますます拡大していくでしょうが、そこでサイト制作者が出来ることとはなんでしょうか?
 
 

今が活用のチャンスと考えよう


「Google マイビジネス」は世の中に浸透しつつあるものの、まだまだ上手に運営できているユーザーは少ないのが現状です。
 
それをチャンスと捉え、オウンドメディアとしてサイトを用意し、「Google マイビジネス」は窓口のひとつとして逆に積極的に顧客に提案するなど、新しいビジネスを考える制作会社が増えてきています。
 
提案する際は、下記のようなことを説明し、サイト制作と「Google マイビジネス」両輪のメリットを納得してもらうことがカギとなるようです。
 
①オウンドメディア化しづらい
「Google マイビジネス」はあくまでもGoogleのサービスのひとつです。
独自ドメインも利用できないので、オウンドメディア化しづらい点があげられます。
 
②サービス終了のリスク
Googleは収益が取れないなどで急にサービスを終了することがよくあります。せっかく「ウェブサイトビルダー」でサイトを作っても、ある日突然ページがなくなるなど、多少のリスクがあります。
 
③「Google マイビジネス」内でSEOが必要
サービスを始めてみるとわかりますが、「Google マイビジネス」内でもSEO対策が必要です。ガイドラインを守った基本的な設定はもちろん、細かな口コミへの返信など、実際は地道な作業が必要なため、サイト更新のノウハウがないと厳しい面があります。
 
なんにせよ、制作者側で「Google マイビジネス」について知っておかなくてはいけませんよね。
Googleが公式で公開している情報のリンクを貼っておきますので、ぜひご覧になってみてください。
手始めにご自身のビジネスを登録し、運用してみてはいかがでしょうか?


それでは!
 
▼Google マイビジネス
https://www.google.com/business/
▼Google マイビジネスについて
https://support.google.com/business/answer/3038063?hl=ja&ref_topic=4539639
▼Google マイビジネスご利用ガイド
https://support.google.com/business/answer/6337413?visit_id=637024878709053261-584845649&hl=ja&rd=1
 

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この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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