bingo!CMSニュースレター

配信:2020年6月17日 更新:2023年12月25日

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要確認!Google翻訳の"埋め込み"が終了か?


こんにちは! bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
先日、弊社に「bingo!CMSサイトのスキンにJavaScriptで独自に埋め込んだ『Google ウェブサイト翻訳ツール』が使用できなくなった」というお問い合わせがありました。
 
調査したところ、こちらはbingo!CMSの問題ではなく、『Google ウェブサイト翻訳ツール』の利用可能ブラウザが変更になったためと判明しました。
 
bingo!CMSを使っていなくても、『Google ウェブサイト翻訳ツール』を導入しているサイトであれば影響が考えられますので、情報を共有いたします。
 
ぜひご確認ください。
 
 

Google ウェブサイト翻訳ツールとは?


Googleが提供していたWebサイトの翻訳ツールです。
サイトに埋め込むと、サイト内の言語を自動翻訳してくれる他、選択した言語数により、プルダウンで任意に言語を切り替えるなどの操作が可能でした。
 
2019年1月でサービスを終了しており、現在は新規インストールはできませんが、終了以前に導入したサイトであれば、引き続き利用可能とされています。
 
▼元サイト
https://translate.google.com/intl/ja/about/website/
※2023年12月25日追記:現在、上記URLにアクセスすると、Google AIによる翻訳サービス「Google Cloud Translation(英語)」のページにリダイレクトされます。
 
 

何が起きている?


2020年5月21日頃より、特定のブラウザから『Google ウェブサイト翻訳ツール』がインストールされたサイトを閲覧した際に、言語を選択するプルダウンが表示されず、翻訳機能が利用できない現象が確認されています。
 
弊社で調査したところ、現時点で現象が確認されたブラウザは以下のとおりです。
  • Internet Explorer11
  • Edge(非chromium版)
もし皆さまが管理しているサイトで『Google ウェブサイト翻訳ツール』を導入しているようでしたら、上記ブラウザで翻訳機能が利用できるか確認してみてください。
 
本現象に対し、今のところGoogleからは特にアナウンスはありません。
 
しかし、上記URLのサービスページにある通り、Googleはブラウザによる翻訳(Chromeの「日本語に翻訳」機能などの使用)を推奨しており、すでに新規利用を停止しているサービスである点も考えると、現在は閲覧できているブラウザでも今後は利用できなくなるか、完全に廃止する可能性も考えられます。
 
 

代替案


Google翻訳のURLにリンクし、翻訳されたページを表示する方法があります。
 
▼URLの例
https://translate.google.com/translate?sl=ja&tl=en&u=https://www.bingo-cms.jp/
 
英語に翻訳されたbingo!CMS公式サイトのトップページ

上記の例は、bingo!CMS公式サイト(www.bingo-cms.jp)の言語を日本語(jp)から英語(en)へ翻訳するURLです。
アクセスすると、Google翻訳のバーの下に翻訳されたサイトが表示されます。
 
URLの『en』を置き換えれば、別言語にも対応可能です。
 
代替案への切り替え手順は以下のような流れです。
  1. Google翻訳のURLを必要な言語数分用意する
  2. ページを新規作成し手順1で用意したURLへのリンクを設置する
  3. 『Google ウェブサイト翻訳ツール』を埋め込んだタグとjsファイルの読み込みを削除する
  4. 手順2で作成したページへのリンクボタンを設置する
▼参考サイト
Foreign Language/真鶴町(※弊社制作事例ではありません)
 
 

翻訳ツールを見直そう


『Google ウェブサイト翻訳ツール』は、あくまでも日本語のページを見かけ上無理やり翻訳しているだけに過ぎず、海外からの検索にはヒットしないなど既出のデメリットもありました。
これを機会に、有料の自動翻訳ツールの導入を検討してもよいかもしれません。
 
ちなみに、弊社は『クロスランゲージ社』の代理店です。
過去に多言語サイトの導入実績もあります。
ご興味があれば、気軽にご相談ください。
 
▼お問い合わせURL
技術的なご相談 - bingo!CMSユーザーズサイト
 
 
それでは!
 

アーカイブに関するご注意

この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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