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配信:2020年9月9日

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サイトリニューアルを効率化!Googleスプレッドシートの使える関数


こんにちは! bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
皆さまは、『Googleスプレッドシート』を使っていらっしゃいますか?
 
Googleスプレッドシートには便利な関数がたくさんありますが、今回はサイトのリニューアルなどで役立ちそうな、おすすめの関数をご紹介します。
 
コピペで使えますのでどうぞお試しください!
 
 

1.XMLサイトマップに登録されたURLを一覧にまとめる

関数「任意のサイトのXMLサイトマップに登録されたURLを一覧にまとめる」を実行したスプレッドシート

■使った関数
『=IMPORTXML("https://yoursite/sitemap.xml", "//*[local-name() ='url']/*[local-name() ='loc']")』
※『yoursite』の部分は任意のURLに置き換えてください。
 
XMLサイトマップからURLを抽出し、一覧に並べてくれる関数です。
 
ちなみに、bingo!CMSの場合、基本的には以下に該当するときにページのURLがXMLサイトマップに出力されます。
 
  • 『サイト設定』の『NOINDEX,NOFOLLOW設定』で『設定する』にチェックを入れていない
  • 『メニュー設定』で『sitemap.xmlに出力する』を『出力する』にしている
  • 『基本情報』の『NOINDEX,NOFOLLOW設定』で『設定する』にチェックを入れていない

顧客にリニューアルの相談を受けた際など、サイトの運用担当者が現在公開している(XMLマップに出力している)ページを把握していないために、実際のページ量がわからず困ったご経験はないでしょうか?
 
そんな時にさっと使えて便利なのがこの関数です!
 
 

2.指定したセルにあるURLのページタイトルを抽出する

関数「指定したセルにあるURLのページタイトルを抽出する」を実行したスプレッドシート

■使った関数
『=IMPORTXML(A1,"//title")』
 
1の関数と合わせて使う、便利な関数です。
 
1でURLの一覧を抽出したら、同じ行の別のセルにこの関数を入力します。
すると、指定したセル(サンプルではA1)にあるURLの、ページタイトルを抜き出してくれます。
さらに、入力した関数をオートフィルで下方向にコピーすると、タイトルの一覧がかんたんに作成できます。
 
URLからページの内容がわからないとき、タイトルの一覧があればどんなページかイメージしやすくなりますね。
 
 

3.指定したURLに貼られたリンクを一覧にまとめる

関数「指定したURLに貼られたリンクを一覧にまとめる」を実行したスプレッドシート

■使った関数
『=IMPORTXML(A1,"//a/@href")』
 
セル(サンプルではA1)に任意のURLを入力し、別のセルにこの関数を入力します。
すると、内部・外部を問わず、指定したURLに貼られたリンクを一覧にしてくれます。
 
全てのリンクが抽出されるので、貼っているリンクの見直しなどに便利です!
 
 

4.リンクURLのページタイトルを抽出する

関数「リンクURLのページタイトルを抽出する」を実行したスプレッドシート

■使った関数
『=IMPORTXML(A1,"//a")』
 
これは、2でご紹介した関数の応用です。
2の関数で『TITLE』と入力した箇所を、『a』に変更するだけです。
 
3の関数と合わせると便利で、リンクのアンカーテキストを一覧にしてくれます。
 
ページ内のアンカーテキストの見直しに便利です!
 
 

今回ご紹介した関数は、サイトリニューアル時の作業効率化以外に、SEOを考える際にも使えますね。
 
ただし、関数を使用する際の注意点として、数が増えると読み込みに時間がかかる点があげられます。
ページ数が多いサイトの場合は、シートを分けるなど工夫してみてください。
 
以上、お役に立てば幸いです。
 
 
それでは!
 

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この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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