bingo!CMSニュースレター

配信:2020年9月16日 追記:2022年2月6日

パートナー向けニュースレターのアーカイブです

 
bingo!CMSロゴ画像(ニュースレタートップ用)
こんにちは! bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
『Spark AR Studio(※注)』という、無料のARエフェクト作成ツールをご存じですか?
ARとは、スマートフォンなどのカメラ越しに実在の風景やものに仮想の視覚情報を重ねて表示する仕組みのことですが、この『Spark AR Studio』を使うと、誰でもかんたんにARエフェクトを制作できます。

※注 2022年2月6日現在『Spark AR Studio』は『Meta Spark Studio』へ名称が変更されています。
 
試しに、初心者向けのフェイスペイントを作ってみました。
まずは完成品をご覧ください。
 
サンプル画像1(Spark AR Studioで作成したフェイスペイントを頬につけた女性)
サンプル画像1(Spark AR Studioで作成したフェイスペイントを額につけた男性)
画像引用:Spark AR Studio

女性の頬に『bingo!CMSクラウドプラットフォーム』、男性の額には『シフトテック』のロゴを模したフェイスペイントが施されていますね!
 
四角四面に貼り付けたのではなく、きちんと頬や額の隆起に合わせてロゴが湾曲しています。
これは私が難しい演算を組んだのではなく、『Spark AR Studio』が顔の動きに合わせて自動でやってくれています。
 
作成したARエフェクトは、FacebookやInstagram内のカメラ機能で写真や動画を撮影する際に使用でき、撮影したものはストーリーズなどに投稿可能です。
 
ファンを増やしたり、認知を拡大するキャンペーンに利用できます!
 
 

インスタマーケティングに!Spark AR Studioでbingo!CMSのフェイスペイントをつくってみた

Spark AR Studioのトップページ
画像引用:Download Spark AR Studio and Start Creating Effects

事前準備として『Spark AR Studio』をダウンロードし、ご自身のパソコンにインストールしておきます。
ご利用にはFacebookアカウントが必要で、途中で入力を求められます。
あらかじめ確認しておくと安心です。
 
規約の確認も忘れずに!
 
 

つくりかたをざっくり

Spark AR Studioの編集画面
画像引用:Spark AR Studio

ツールを起動すると、ご覧の画面が立ち上がります。
※初回起動時は操作デモが始まります
 
制作できるARエフェクトはたくさんあり、アイデアしだいで多種多様です。
 
また、カメラ越しに物体を出現させる、お化粧をする、瞳の色を変える、カメラのレンズにフィルターをかける…など、あらかじめ複数のテンプレートが備わっているので初心者でも作りやすいです。
 
Spark AR StudioのARエフェクト作成画面
画像引用:Spark AR Studio

ARエフェクトはこの画面で制作します。
 
リアルタイムで制作中のエフェクトを確認できるので、完成形がわかりやすいですね。
 
フェイスペイントの制作は、以下の動画を参考にしました。
全編英語ですが、操作方法は画面の動きで理解できます。
 
Create an Instagram Filter | Beginner Spark AR Tutorial
 
フェイスペイントには、Photoshopで加工したロゴ画像を使用します。
 
1.Photoshopで顔型に合わせたフェイスペイントの画像を作り、背景透過のpngで保存する。
2.Spark AR Studioで、1でつくったpng画像を透明な顔型のマスク『Face Mesh』にかぶせる。
といった感じです。
 
実際に操作してみると、「あ〜、そういうことね〜。」と何となくおわかりになると思います。
 
作成したARエフェクトは、公開申請を行うことでFacebookやInstagram上で利用できるようになります。
申請方法は以下をご参照ください。
 
Spark ARの審査基準は?リジェクトの原因や対策について詳しく解説(外部サイト)
 
 

InstagramのARエフェクトキャンペーン事例


実際に、各企業もInstagramでARエフェクトを利用したキャンペーンを行っています。
なるべく最新の事例を集めてみました。
 
・スターバックス
スタバのARカメラエフェクト「もっとピーチなARフィルター」をやってみた
新商品の発売に合わせて公開されたフィルターです。
思わず飲んでみたくなります!
 
・PLAZA
PLAZAのInstagram ARカメラエフェクトで遊ぼう!
自分の顔にクマの耳や鼻が現れ、"ケアベア"に変身できるエフェクトです。
ちょっと私は年齢的に試すのが恥ずかしいですが、若い世代に拡散力がありそうです。
 
・熊本ヴォルターズ
Instagramに熊本ヴォルターズのARエフェクトが追加されました!
Bリーグバスケットチームのロゴがおでこに表示されるARエフェクトです。
記事によると、リーグ初となるARエフェクトとのこと。
 
Instagramの拡散力を利用して各社様々なキャンペーンを行っていますね!
 
 

『Spark AR Studio』は無料なので、低コストで始められるのがいいですね!
 
今回の検証ではフェイスペイントを公開するには至りませんでしたが、せっかく作れるようになったので、今後のイベント等で使えないかな〜と考え中です。
皆さまも試してみてはいかがでしょうか。
 
以上、お役に立てば幸いです。
 
 
それでは!
 

アーカイブに関するご注意

この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

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