bingo!CMSニュースレター

配信:2021年9月22日

パートナー向けニュースレターのアーカイブです

 
bingo!CMSロゴ画像(ニュースレタートップ用)
こんにちは!bingo!CMS 広報担当の鈴木です。
 
9月1日に配信したニュースレターで、Google検索のページタイトル生成アルゴリズムがアップデートされ、変なページタイトルが出ている件をお伝えしました。
その後、追加情報が発表されましたので、現在の状況を共有します!
 
ぜひ過去のニュースレターとあわせてご覧ください。
要確認!Google検索でページタイトルが勝手に変わっているかも
 
 

Google検索のページタイトル生成アルゴリズムが修正されました

Google 検索セントラルのブログ(2021年9月17日付)

Googleは、2021年8月24日付のGoogle 検索セントラル ブログにて、Google検索のページタイトル生成アルゴリズムをアップデートした旨を発表しました。(以下、アップデートその1と言います)
 
しかし、これにより意味の通らないページタイトルになってしまうなど、様々な問題がおきてしまいました。
 
これを受け、2021年9月17日付のGoogle 検索セントラル ブログにて、新たにページタイトル生成アルゴリズムを調整した旨が発表されました。(以下、アップデートその2と言います)
 
以下は、そのポイントをまとめたものです。
 
 

titleタグの使用率を変更


アップデートその1では、ページタイトル決定の要素として、
  • サイトにアクセスした際にユーザーが実際に目にするテキスト
  • ページに表示されるメインのビジュアルタイトルやヘッドライン
  • サイト所有者がh1タグや他のヘッダータグ内に配置することが多いコンテンツ
  • スタイルを大きく目立つように処理したコンテンツ
これらを考慮する旨が発表されていました。
このときは、titleタグが検索結果のページタイトルに使われる割合は約80%だったそうです。
 
アップデートその2でもこれらの要素は考慮されますが、titleタグの使用率は87%に変更され、よりtitleタグをページタイトルに使用する割合が高まりました。
 
 

titleタグよりその他の要素が優先される場合の具体例


どのような場合にtitleタグよりも前述の要素がページタイトル生成時に優先されるか、Googleは具体例を挙げて解説しています。
 

半分空のタイトル

Webページのタイトルで「○○○|サイト名」の様に、ページの概要をタイトルの最初に配置し、次にサイト名を配置するパターンをよく見かけますよね。
あらかじめこの様なテンプレートを用意してWebページをつくることも多いのではないでしょうか。
 
そのときにありがちなのが、テンプレートの前半部分が欠落し、titleタグに「|サイト名」だけが設定されてしまうパターンです。
 
アルゴリズムがこれを検知すると、ページタイトルを「製品名|サイト名」のように、自動で置き換える可能性があります。
 

廃止されたタイトル

同じWebページを定期的に繰り返し使用している場合も注意が必要です。
 
例えば、とあるWebページのtitleタグに「2020年の入学基準」と設定されているとします。
にも関わらず、Webページのh1タグが「2021年の入学基準」となっていたら、年度に明らかな矛盾がありますよね。
 
このような場合、アルゴリズムはtitleタグが現在の日付に更新されていないと判断し、Webページのhタグから正しい日付を使用してページタイトルを置き換える可能性があります。
 

不正確なタイトル

「大きなぬいぐるみ、テディベア、北極熊 - サイト名」というページタイトルがあったとします。
ユーザーは、当然くまのぬいぐるみが表示されると予測してページをクリックしますよね?
ところがコンテンツが動的に更新されるWebページだったため、クリックしたときにはすでに内容が変わり、まったく別のぬいぐるみが表示されました。
これでは、ユーザー体験を著しく損ねてしまいます。
 
この様なWebページもアルゴリズムは検知し、「ぬいぐるみ - サイト名」のようにタイトルを書き換える可能性があります。
 

定型文のタイトル

テレビ番組について感想を書き込む掲示板サイトがあったとします。
様々な番組ごとにカテゴリがあり、また、番組のシーズンごとに専用のスレッドが複数つくられています。
 
このとき、番組名のみが定型文としてスレッドのtitleタグに設定されていたら、ユーザーはどのスレッドがどのシーズンのものか判断ができませんよね。
 
アルゴリズムがこれを検知すると「シーズン1|番組名」の様に、どの番組の何シーズンであるか目立つようにタイトルを書き換える可能性があります。
 
 

今回はGoogle検索のページタイトル生成アルゴリズムについてご紹介しました。
こんなに賢くなっているとは驚きですね!
 
bingo!CMSで考えてみても、当てはまるものがありそうです。
 
皆さまも、ページタイトルが変わっているWebページを発見したら、まず前述の具体例に当てはまるか確認してみてください。
 
もし該当せず、titleタグのほうがWebページの内容を正しく表現していると思われる場合は、Googleへフィードバックの送信をご検討ください。
 
 
以上、お役に立てば幸いです。
 
 
それでは!
 

アーカイブに関するご注意

この記事はbingo!CMS広報担当独自の見解を元に執筆しています。
また、記事公開時点での情報に基づいているため内容が最新でない場合があります。

ページトップ